木の香ランドから登る! 06.01.15
前回2002年3月3日に木の香ランドを起点として浮嶽・女岳を縦走しているが、今回久しぶりに同じコースと確認の為たどってみた。
木の香ランドへは福岡からだと国道202号を福吉駅方面へと進み、駅より手前の福吉郵便局で左折して林道を登っていく。
貯水池が見えた所が真名子村で三叉路の左に行くと加茂神社、そして右側約900mほど道を上がると木の香ランドキャンプ場である。
コースとタイム 09:25 木の香ランド 09:43 林道女岳線起点 09:57 変則十字路(林道雷山浮嶽線) 10:05 荒谷峠 10:20 登山口(2) 10:51 浮嶽 11:12 林道終点登山口 11:23 登山口(2) 11:51 荒谷峠(女岳登山口) 12:14 女岳(昼食) 12:33 縦走路分岐 12:42 北側登山口(3) 13:03 木の香ランド) |
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注意 本文中には地図等が出てきますが、説明しやすくするためにコヨーテ本人がGPSのデータをもとに 作成したものでありますが多少の誤差はあります。 またコースタイムには個人差があるため正確にしりたい方は国土地理の地図や他の資料をお勧めします |
木の香ランドの駐車場に車を置いて出発。先ほど上ってきた道を下っていく。400mほど下った所左側に「つばき橋」があるが、ここから女岳の北側登山口へと道が通じていて本日、女岳から下る際に再びここへ戻ってくる。
真名子村、福吉から上がってきた車道を少し戻ると荒谷峠へ行く林道起点がある。林道女岳線の入口で「真名子入口、浮嶽方面・県境1.2km」と書かれた標識がある。
木の香ランドキャンプ場 | 林道女岳線起点 |
林道女岳線を進むと林道雷山浮嶽線との変則十字路にぶつかり、道を横断して更に直進すると荒谷峠に着く。
荒谷峠から右側のアスファルト舗装された道は林道浮嶽線で浮嶽へと通じる。この分岐のすぐ近くには女岳登山口がある。
林道雷山浮嶽の変則十字路 | 荒谷峠。浮嶽は右へ。女岳登山口はすぐそこ。 |
林道浮岳線を130mほど上ると右側に浮嶽登山口(縦走路の入口)に出合う。ここから山頂まで縦走路の道が伸びている。実は前回登った時は「この入口」を知らなかった。てっきり荒谷峠からこの先の林道沿いの「登山口(2)」(地図参照)までの林道が縦走路だとばかり思っていた。上の登山口(2)で初めてこのルート(縦走路)を知った為、今回は上りには林道を使い下りに登山口(2)〜登山口(1)までの未開の縦走路を通った。
林道浮嶽線を上がっていくと林道上浮嶽線との分岐に出合い、道標.に従い右側の上浮嶽線に入る。
荒谷峠から130m先にある縦走路入口(登山口1) | 林道を上がっていくと前方に浮嶽が見えてきた |
林道上浮嶽線を上がっていくと途中に登山口(2)が右側にある。林道終点手前にもう一つ登山口があるが、ここから縦走路に入る。右は荒谷峠へ(登山口1)へ、左は浮嶽へ向かう。
縦走路に入ってすぐ急登になりロープを使って登る。
やがて林道終点の登山口からのルートとの分岐に出合うが、下りはこの分岐から林道終点側の登山口へ降りた。
林道沿い登山口(2) | 林道終点の登山口からのルートとの分岐 |
登山道を進むと赤い鳥居が見えてくる。道は二手に分かれるが心配ない。どちらも山頂にいける。右の神社側に進んでみると良い。白龍稲荷神社、その少し上には「大岩展望所」がある。
「大岩展望所」にはまるで蛤岳の大岩みたいな割れ目がある岩があり、この岩の上からの展望がまた良い。北側の景観、玄海灘や二丈岳まで見える。
白龍稲荷神社 | 大岩展望所からの展望は良い |
分かれた道と再び合流して少し進むと左手にベンチが見えてくる。ここからは南側の景色、七山や富士町が見える。山頂はすぐそこである。
浮嶽山頂には海の守り神として浮嶽神社上宮が建っている。神社の建物の床下には木で彫られた海亀が祭られている。前回2004年12月に見たときは何故この海亀が海とは反対側の南側に向いているのか不思議に思っていたのだが、今回見たときは西側に向いていた。何か意味があるのだろうか?この海亀さん、勝手に夜な夜な動くのかな‥
以前は山頂からの展望は木々が邪魔して見えなかったのだが、ここ数年の間に伐採されたみたいで、今では北側の景観も楽しむことが出来る。
登山道。山頂はすぐそこ。 | 山頂にある浮嶽神社上宮 |
下山は林道終点近くの登山口に下る。先ほどの分岐からそんなに距離はない。この登山口から山頂まではそんなに時間も掛からない。林道終点には車がおける広場があり、各登山口の中で最短のルートでもある。
登山口から林道を下っていき、先ほどの登山口(2)より縦走路に入る。未開拓のルートを進み荒谷峠に向かう。
天気が曇っていたせいもあるが、縦走路周囲は杉の植林で暗い。下りばかりかと思ったら二つほどピークがありUP-DAWNの道である。流石縦走路!関心してたら木に足を取られ思いっきり転倒してしまった。
荒谷峠までの縦走路には途中2箇所の分岐があることが分かった。途中で出会った登山者に聞くと、一つは林道雷山浮嶽線側の登山口に、もう一つは真名子からの直登コースらしい(こちらも林道浮嶽雷山線に出る)。北側には胡麻田からのルートしか無いと思っていただけに、このルートには驚く。
林道終点手前にある登山口 | 縦走路を通って荒谷峠に向かう |
再び荒谷峠に戻り、登山口より続けて女岳を目指す。
女岳への登山道は一本道。迷うことは無い。ただ傾斜はやや急である。浮嶽に登った後、そして先ほど転倒したときに膝を少し痛めたので、この傾斜はちょっと辛い。
話は戻すが浮嶽から林道上浮嶽線を下る際には前方に女岳も見ることが出来る。その山容は浮嶽とも似ている。ちなみに二丈岳からこの二つの山が並んで見ることが出来る。
先ほどの林道上浮嶽線から下る時に女岳が見える | 荒谷峠側の女岳登山口 |
殆ど杉の植林帯の中。山頂付近になると樹林帯へと変わる。やがて山頂広場に出る。
登山道。道は1本道だが急登。 | 雪が少し残っていた |
山頂広場からの眺めは抜群である。北側方面、二丈岳や玄海灘も見渡すことが出来る。
やや腐りかけたベンチがあり(前回来た時はまだ綺麗だった)ここで昼食をとる。
山頂広場 | 山頂から見た二丈岳 |
下山は縦走路を荒川峠方面(東側)に下り、途中の分岐で左折して林道雷山浮嶽線沿いの北側登山口に出る。ここからの下りも傾斜は急で滑りやすいところもある。
縦走路の分岐。直進すると荒川峠へ | 林道雷山浮岳線沿いにある女岳北側登山口 |
林道雷山浮嶽線沿いの北側登山に出てすぐ、左斜め前に木の香ランド側に下る道がある。
道を暫く進むと先ほど横を通った「つばき橋」を渡り、木の香ランドの駐車場に戻った。
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