井原山    水無鍾乳洞より縦走路へ直登   41   06.02.05 


久しぶりに水無鍾乳洞の駐車場より登る。
今回のコースは水無鍾乳洞第2入口付近より縦走路へ直登する道を初めて通る。
昨年のキツネノカミソリの開花時季、「エゴノキさん」からこのルートで多くのキツネノカミソリが咲いていたことを聞いた。
今年は是非、このルートでの花を見てみたいと思っているのだが、その前にルート確認も踏まえて登ることにした。

 コースとタイム

 09:54 水無鍾乳洞駐車場
 10:16 水無鍾乳洞第2入口
     縦走路十字路
 11:39 山頂
 12:11 山頂出発
 13:47 駐車場
注意 本文中には地図等が出てきますが、説明しやすくするためにコヨーテ本人がGPSのデータをもとに作成したものでありますが
 多少の誤差はあります。またコースタイムには個人差があるため正確にしりたい方は国土地理の地図や他の資料をお勧めします

駐車場すぐ近くに水無鍾乳洞第1入口があり、この入口から上の第2の入口まで鍾乳洞は繋がっている。
現在この鍾乳洞には柵がしていて入ることは出来ない。第2入口の標識がある場所(ベンチが設置している)の分岐から南側の縦走路に向かって上がっていく。
分岐よりこのルートに入ってすぐキツネノカミソリの葉があちこちに出ているのが確認された。
思ったよりも多く出ていた。初めてみる群生地に驚きと感動!しかも水場が無い場所かと思っていたのだが、沢も流れていた。

駐車場より登山道に入る 水無鍾乳洞第2入口

話は戻すが駐車場から入ってすぐツララを沢山見かけた。ここ2〜3日の冷え込みで出来たのだろう。その先にもあちこちでそれらは見かけて、大きいものは長さ1.5mくらいのデカイものもある。水が飛び散る沢では、丸い氷が無数に固まって面白い形を作っている。自然が成し得る造形は時には私達を楽しませてくれる。

あちこちで見かけたツララ。大きいです。

やがて沢も消え段々と尾根が近づいてくる。道には赤いテープの目印が数メーターおきにあり(ちょっと多い気もする)迷うことはない。笹が見かけるようになり縦走路の十字路に出る。
向かって左は三瀬峠、右は井原山、直進すると新村へ抜ける。
井原山〜三瀬峠の縦走路は久しぶりだ。背振山地の縦走路はブナなども多く見られ清々しい気分になれる。
三瀬峠から井原山へは基本的に上りなので、途中から縦走路に入ったとはいえ山頂までひたすら登りが続く。

縦走路への直登コース 縦走路十字路。

今日も山頂は天気は良かった。すぐ近くに見える可也山、福岡市内もくっきり見える。遠く多良山群や雲仙も薄っすら見えていた。正午を越えて登山者も多くなってきた。
昼食を取り、群生地を通って下山する。

井原山・三瀬峠縦走路。 山頂より福岡市内を望む

群生地で見つけたキツネノカミソリの葉たち

やがて沢山の葉が群生地に出現して「緑一色」になる。キツネノカミソリは彼岸花同様に「葉」と「花」は一緒に出ない。5月になると葉が枯れて「緑一色」が黄色へと変わる。そして7月には花を咲かせ辺り一面「オレンジ一色」になる。

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